交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55

管弦楽

ベートーヴェン作曲

指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ベートーヴェンの書いた交響曲は9つ。

そのうち標題が付いている曲は「運命」「田園」の2曲とこの第3番の「英雄」、もっともベートーヴェンが自ら付けた標題は「田園」と「英雄」のみ(第9は「合唱付き」とあるが標題とは言えないので含んでいません)で私がクラシック音楽にころはやはり標題が付いた曲のほうがとっつきやすく、ベートーヴェンの交響曲も標題の付いた作品から聴き始めたと思う。

「運命」はもー超有名曲で第一楽章の冒頭の所謂「運命の主題」タタタターン、タタタターーーーンをミチュアスコアを買って音楽を楽譜で追いながら聴いたものだ。

で、双子のような「田園」を次あたりに聴いたような覚えがある。これは確か音楽好きな母が「田園」は良い曲だよ~などと言われ聴いた。

そして「英雄」。当時はまだCDが一般的ではなかったので当然LPレコードを購入。

見開きにカラヤンが大きく両手を広げた指揮ぶりの写真がでかでかとありすげえ格好いい!

で、演奏を聴く。

「英雄」なのに何故か3拍子、子供のころは3拍子のイメージがワルツだったので、英雄なら威勢の良い2拍子系が良いんじゃないのとずっと思ってました。

レコードの針を落とすと、変ホ長調の主和音がトゥッティで2回強打された後、第一主題が演奏される。あれまあ驚くほど簡単な音型「ドーミドーソ」信号ラッパのような音型。これが発展してパンチの効いた和音をしつこく繰り返して第一主題が堂々と演奏、このあたりの音楽の推進力はカラヤンの演奏がお気に入り、後年聴いたフルトベングラーの演奏も同様で何らかの影響を受けたのかしらんとも思ったものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました